「お客様を正しく捉えよ!」ロイヤルティを高めるためのモニタリング視点

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執筆者船井総研 プロシード事業部
コラムテーマ応対品質
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先日、とあるサービスの更新手続きについて、確認のためセンターへ電話する機会がありました。事前にWebにて手続きし、自動返信メールも受け取っているものの、手続き完了の連絡がありません。自動返信メールでは、2週間ほどで完了通知を行うとのことでしたが、1か月たっても連絡がない・・・ということで問い合わせてみました。 オペレーターへ状況説明するも、「連絡を待つように」との回答。すでに1か月経過していると伝えるも、「待ってください」の一点張り。結果、2日後に完了メールが届きましたが、私の中には不信感がいっぱい。次の更新はないな、と心に決めました。 さて、このオペレーター、敬語表現や話し方は非常に素晴らしかったです。ただ、私の状況や不安な心情については汲み取ってくれませんでした。 多くのセンターで、「モニタリングを行っている」と聞きますが、このような「お客様の問合せの動機」について評価出来ているでしょうか? アウトバウンドセールスのセンターや購入相談のセンターを除き、一般的なカスタマーサービスセンターにて対応するお客様は既存顧客となります。見込顧客に商品・サービスを売るには、既存顧客に売るよりも5倍のコストがかかるという1:5の法則」や、既存顧客の離反を5%改善すれば、利益率は25%向上するという5:25の法則」など、企業の生き残りには新規開拓ではなく、既存顧客の維持、つまり顧客ロイヤルティの向上に重きが置かれ始めています。 顧客ロイヤルティの向上には、顧客の心情や感情を正しく捉え、対応するスキルが欠かせません。 よくモニタリング評価項目にある「〇〇を言えていたかどうか」ではなく、「顧客の心情を捉えた上で応対できていたか」が鍵となります。 顧客の心情を捉えるための鍵は2つです。

1.お客様の心情を把握する

→不安や心配を抱えるお客様ほど、回りくどい表現になりがちです。用件だけではなく、何に不安・心配を抱えているのかを理解するためには、発言・伝え方・反応など、まずはお客様の発言をよく聴く必要があります。

2.回答前にお客様の状況を把握する

 →「本題と関係ないかも・・・」と不安に感じられ、不安や心配ごとを言葉にされないお客様も多くいらっしゃいます。お客様の背景、状況、センターへの期待を理解するためには、お客様に訊く(質問する)ことが重要です。

お客様の言葉を聴いて、質問して、また聴いて、質問して・・・このサイクルを適切に繰り返すことで、正しくお客様を捉え、対応することができます。 モニタリング評価上に、「聞く(質問する)」「言う(発言する)」といったアウトプットの評価しか項目がない!?というセンターの方、ぜひオペレーター応対のインプット部分を評価項目に追加していきましょう。 プロシードでは、顧客ロイヤルティ向上、ビジネス成果の達成に向けた応対品質評価を行っております。 その他、顧客ロイヤルティの測定設計や、NPSと品質改善のコンサルティングや無料診断も実施中です。 センターの顧客体験を向上させたい!センターの内部視点でのモニタリング評価を強化したい!という方、是非お問合せください。

執筆者 : 船井総研 プロシード事業部

船井総研のプロシード事業部は、コールセンターおよびCX(顧客体験)マネジメントに特化した経営コンサルティングを行っております。グローバル基準の評価手法や豊富な改善ノウハウを武器に、企業の顧客エンゲージメント向上と業務効率化を支援いたします。コンタクトセンターの運営や顧客満足度に関するお悩みを幅広く解決いたしますので、是非お気軽にご相談ください。